タイことば

タイの屋台で使えるタイ語注文フレーズ|「辛くしないで」の言い方

屋台の前でメニューを凝視したまま固まって、店のおばちゃんと見つめ合ってしまう。タイ旅行あるあるですよね。でも安心してください。結論から言うと、屋台の注文はเอา(アオ=ください)+指差しだけでほぼ成立します。文法もいりません。

私も最初の旅行では「注文の言い方」を丸暗記して行きましたが、実際に一番使ったのは「アオ・ニー(これください)」と指差しでした。この記事では、それに加えて「辛くしないで」「パクチー抜き」「持ち帰り」という、日本人が本当に必要になるフレーズだけを厳選して紹介します。

基本は「アオ+指差し」で9割いける

屋台にはたいてい実物か写真があるので、指を差して เอา(アオ)と言えば通じます。「これください」なら เอานี่(アオ・ニー)。数を足したいときは「アオ・ニー・ヌン(これ1つ)」のように数字を後ろに付けるだけです。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
เอาアオao〜ください
เอานี่アオ・ニーao niiこれをください
นี่อะไรニー・アライnii a-raiこれは何ですか?
เท่าไหร่タオライthao-raiいくらですか?
ไม่เอาマイ・アオmai aoいりません

丁寧に言いたければ語尾に男性はครับ(カップ)、女性はค่ะ(カー)を付ければOK。「アオ・ニー・カップ」だけで、もう立派な注文です。

「辛くしないで」は命綱レベルで大事

タイの「普通」は日本の「激辛」です。これは大げさではなく、注文時に何も言わないと容赦ない辛さで出てくることがあります。そこで使うのが ไม่เผ็ด(マイ・ペット=辛くしないで)。マイは否定、ペットは「辛い」です。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
ไม่เผ็ดマイ・ペットmai phet辛くしないで
เผ็ดนิดหน่อยペット・ニットノイphet nit-noiちょっとだけ辛く
ไม่ใส่ผักชีマイ・サイ・パクチーmai sai phak-chiiパクチー抜きで
อร่อยアロイa-roiおいしい!

パクチーが苦手な人は ไม่ใส่ผักชี(マイ・サイ・パクチー)を。サイは「入れる」なので「パクチーを入れないで」という意味になります。ちなみに「パクチー」はそもそもタイ語なので、発音はほぼそのままで通じます。

あるある:「マイペット」と頼んだのに普通に辛い。タイの「辛くない」は「タイ人基準で辛くない」なので、本当にダメな人は念押しでもう一回「マイペット・ナ(辛くしないでね)」と言うと効きます。それでも辛かったら、それはもう文化です。

持ち帰りたいときは「サイ・トゥン」

屋台グルメをホテルで食べたいときは ใส่ถุง(サイ・トゥン=袋に入れて)が便利です。直訳は「袋に入れる」ですが、これで「持ち帰りで」の意味になります。กลับบ้าน(クラップ・バーン=家に帰る)を使って「アオ・クラップ・バーン(持ち帰りでください)」でも通じます。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
ใส่ถุงサイ・トゥンsai thung袋に入れて(持ち帰り)
เอากลับบ้านアオ・クラップ・バーンao klap baan持ち帰りで
กินที่นี่キン・ティーニーkin thii-niiここで食べます

料理名そのものは覚えるほど楽しくなるので、パッタイやソムタムなどの定番は食べ物の単語帳で音声つきで練習してみてください。

まとめ

  • 注文は เอา(アオ)+指差しで十分。丁寧にしたければ語尾にカップ/カー
  • 辛さが不安なら ไม่เผ็ด(マイ・ペット)を注文と同時に言う
  • パクチー抜きは ไม่ใส่ผักชี(マイ・サイ・パクチー)
  • 持ち帰りは ใส่ถุง(サイ・トゥン)。食後の อร่อย(アロイ)で店主もにっこり