タイことば

タイ語「ごめんなさい」「すみません」はコートート|使い分けも解説

タイの屋台で店員さんを呼びたいのに「すみませーん」が通じず、手を挙げたまま固まった経験はありませんか。タイ語の「ごめん」を調べにきた方も多いと思いますが、実はタイ語では、謝るときの「ごめんなさい」も人に声をかける「ちょっとすみません」も、コートート(ขอโทษ)ひとつでOK。日本語の「すみません」とほぼ同じ感覚で使える、覚えて損のない一語です。

タイ語で「ごめん」はコートート(ขอโทษ)

まず結論から。タイ語で「ごめん」「ごめんなさい」「すみません」と言いたいときは、コートート(ขอโทษ)と覚えておけば大丈夫です。この一語が謝罪から呼びかけまで幅広くカバーします。

ขอโทษ は ขอ(請う)+ โทษ(罪・罰)という2つの単語からできていて、直訳すると「罰を請う」「許しを請う」。かしこまった語源のわりに、日常では軽い「ごめん」まで幅広く使えます。単語ごとに分解すると意味が頭に残りやすいです。

▸ 単語で分けると

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
ขอโทษコートートkho-thotごめんなさい / すみません
ขอโทษครับコートート カップkho-thot khrap同上(男性の丁寧形)
ขอโทษค่ะコートート カーkho-thot kha同上(女性の丁寧形)
ขอโทษจริงๆコートート ジンジンkho-thot jing-jing本当にごめんなさい

▸ 単語で分けると

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発音は「コー」を長めに、「トート」は軽く。最後の t はほぼ聞こえないので「コートー(ト)」くらいで通じます。実際に使うときは語尾にカップ(男性)/カー(女性)を付けるのが基本。この語尾は相手ではなく自分の性別で決まります。裸のコートートだけだと、日本語の「ごめん」くらいのカジュアルな響きになります。

「すみません(呼びかけ)」と「ごめんなさい(謝罪)」の使い分け

日本人がいちばんつまずくのが、この2つの使い分けです。日本語だと「すみません」と「ごめんなさい」を無意識に使い分けていますが、タイ語ではどちらもコートートで言えます。場面で見え方が変わるだけです。

① ごめんなさい(謝罪) 人にぶつかった、足を踏んだ、待ち合わせに遅れた。そんなときは「コートート カップ/カー」。強く謝りたいときは จริงๆ(ジンジン=本当に)を足して「コートート ジンジン」と言えば気持ちが伝わります。

② ちょっとすみません(呼びかけ・前置き) 店員さんを呼ぶとき、道を尋ねる前置き、人混みをかき分けて通してもらうとき。ぜんぶ「コートート カップ/カー」で始めればOKです。日本語で店員さんに「すみませーん」と声をかけるあの感覚、そのままです。道を聞くときも「コートート カップ、〜はどこですか?」と切り出せば、ぐっと丁寧な印象になります。

「呼びかけにも謝罪と同じ言葉を使うの?」と最初は戸惑いますが、慣れると1語で両方こなせるぶん楽です。まずはコートートを口に出す癖をつけてしまいましょう。

謝罪の強さ別の言い方

同じ「ごめん」でも、相手との距離や場面で強さを変えられると自然です。軽いものから順に並べてみます。

強さ・場面タイ語読み方(カタカナ)意味
友達へ軽くซอรี่ソーリーごめん(くだけた言い方)
標準・丁寧ขอโทษครับ/ค่ะコートート カップ/カーごめんなさい / すみません
気持ちを込めてขอโทษจริงๆコートート ジンジン本当にごめんなさい
きちんとお詫びขอโทษด้วยコートート ドゥアイ申し訳ありません

▸ 単語で分けると

友達同士では、英語由来の「ソーリー(ซอรี่)」もSNSやチャットでよく使われます。ただしくだけた表現なので、目上の人やお店では素直にコートート カップ/カーを。逆にきちんとお詫びしたいときは ขอโทษด้วย(コートート ドゥアイ)と言うと、丁寧で落ち着いた印象になります。旅行レベルなら、まずは「コートート+カップ/カー」だけで十分です。

謝られたら「マイペンライ」で返す

コートートと必ずセットで覚えたいのが、返しの「マイペンライ(気にしないで)」です。謝られた側・声をかけられた側は、たいてい「マイペンライ」とニコッと返します。

タイでちょっと面白いのが、謝罪が日本ほど「重い儀式」ではないこと。軽くぶつかったくらいなら、笑って「コートート」、返しは「マイペンライ」で3秒で終了です。日本の「すみませんすみません」と頭を下げ合う文化に慣れていると、あっさりしすぎて逆に戸惑うくらい。でもこの軽さ、慣れると実に心地いいんですよね。

この万能返事についてはマイペンライの意味の記事で詳しく書いています。あわせて、お礼の言い方を知りたい方はタイ語のありがとう(コップン)もどうぞ。「コートート」「コップン」「マイペンライ」の3つがそろえば、旅先の短いやりとりはほぼ乗り切れます。

よくある質問

タイ語で「ごめん」は何て言う?

コートート(ขอโทษ)です。丁寧に言うなら、男性は「コートート カップ」、女性は「コートート カー」と語尾を付けます。友達に軽く「ごめん」と言うなら、英語由来の「ソーリー」もよく使われます。

「ごめんなさい」と「すみません(呼びかけ)」は違う言葉ですか?

どちらもコートートでOKです。人にぶつかったときの謝罪も、店員さんを呼ぶときの「ちょっとすみません」も、同じコートートで言えます。日本語のように別の単語を覚える必要はありません。

コートートの語尾は相手に合わせて変えるの?

いいえ、自分の性別で決まります。男性はいつでも「カップ」、女性はいつでも「カー」です。相手が女性でも、自分が男性なら「コートート カップ」で正解です。

まとめ

  • タイ語の「ごめん」「ごめんなさい」「ちょっとすみません」はコートート(ขอโทษ)ひとつでOK
  • ขอโทษ は ขอ(請う)+ โทษ(罪・罰)で「許しを請う」が語源
  • 語尾に自分の性別に合わせたカップ/カーを付けると丁寧になる
  • 強さは ソーリー<コートート<コートート ジンジン<コートート ドゥアイ の順
  • 謝られたら「マイペンライ」で返すのがタイ流

コートートを含む基本フレーズは挨拶の単語帳で音声つきで練習できます。

🎬 この単語はInstagramのリールでも紹介しています — @thaikotoba を見る

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