タイことば

タイ語独学の始め方ロードマップ|最初の3ヶ月でやること

タイ語を独学しようと参考書を開いて、1ページ目のタイ文字と声調記号を見た瞬間にそっと閉じる。……はい、私のことです。

でも順番を変えたら続きました。結論、タイ語独学は「挨拶→数字→場面別フレーズ→文字→声調」の順がおすすめです。いきなり文字と声調から入ると挫折率が跳ね上がります。まず音で楽しくなってから、文字に進む。この記事では最初の3ヶ月の具体的なメニューを紹介します。

なぜ文字からやらないのか

タイ文字は子音だけで44文字あり、声調は5種類。ここを最初の関門にすると、「話せる楽しさ」を味わう前に燃料切れになります。逆に挨拶と数字は、覚えたその日から旅行やタイ料理屋で使えて、リターンが即もらえる。独学はモチベーション管理がすべてなので、リターンの早い順に並べるのが合理的です。

3ヶ月ロードマップ

1ヶ月目:挨拶と数字を「耳から」

文字は読まなくてOK。カタカナと音だけで、挨拶10個と数字1〜100を覚えます。サワディーカップ、コップンカップ、マイペンライあたりが最初の10個。挨拶の一覧は挨拶一覧の記事にまとめてあります。数字は屋台やタクシーの値段がそのまま聞き取れるようになるので、費用対効果が抜群です。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
สวัสดีครับ/ค่ะサワディーカップ/カーsa-wat-dii khrap/khaこんにちは
ขอบคุณコップンkhop-khunありがとう
เท่าไหร่タオライthao-raiいくらですか?

2ヶ月目:場面別フレーズを1日5分

屋台・買い物・移動など、場面ごとの短文を仕込む月です。このサイトの旅行の単語帳はカードをめくると音声が流れるので、通勤中に1カテゴリ回すだけでも効果があります。「1日5分・毎日」が目安。1時間を週1回やるより、5分を毎日のほうが確実に残ります。

3ヶ月目:文字と声調に着手

音のストックができてから文字に入ると、「あ、この字はコップンの『コ』か」と音と結びついて覚えが速いです。まずは使用頻度の高い子音20文字くらいから。タイ文字なぞり書き練習で手を動かして書くと、見るだけより定着します。声調も同じ時期に、覚えたフレーズを「正しい高低で言い直す」形で修正していけば十分です。

独学あるある:3日サボると「もうダメだ、自分には向いてない」と全部やめたくなります。でも3日空いても4日目に5分やれば継続です。完璧主義が一番の敵。私は「サボった日を数えない」ルールでなんとか続いています。

完璧を目指さない

正直に言うと、3ヶ月でペラペラにはなりません。でも「挨拶ができて、値段が聞き取れて、看板の文字がいくつか読める」状態にはなれます。そしてタイの人は、下手なタイ語でもめちゃくちゃ喜んでくれます。あれは反則です。

まとめ

  • 順番は挨拶→数字→フレーズ→文字→声調。文字を最初にしない
  • 1ヶ月目は耳から挨拶と数字、2ヶ月目は場面別フレーズ、3ヶ月目に文字と声調
  • 1日5分を毎日。週1の1時間より強い
  • 完璧主義が一番の敵。3日サボっても4日目に戻れば継続