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タイ語参考書おすすめ5冊|独学初心者のレベル別の選び方

タイ語の参考書を買おうと本屋に行くと、英語コーナーの巨大さに対して、タイ語の棚は端っこに1列だけ。しかも並んでいる数冊のどれがいいのか、手がかりがなくて選べない。……私も最初の1冊を決めるまでに、書店で30分うろうろしました。

結論から言うと、タイ語の参考書は「どれが一番いいか」ではなく「役割の違う本のどれが今の自分に必要か」で選ぶのが正解です。この記事では、独学初心者向けに役割の違う5冊をレベル別に紹介します。全部買う必要はありません。目的に合う1冊から始めましょう。

最初の1冊の選び方

タイ語の参考書選びでチェックすべきポイントは3つです。

  • 音声の有無: タイ語は声調言語なので、音声なしの本は初心者には不向きです。CD付き・音声ダウンロード対応かを必ず確認しましょう
  • カタカナ併記の有無: 最初はカタカナ+発音記号の併記があると挫折しにくいです。カタカナだけだと声調が抜け落ち、発音記号だけだと最初のハードルが上がります
  • 文字学習の比重: タイ文字の解説が最初にどっしりある本は、文法・会話に入る前に力尽きがちです。まず話したい人は会話中心の本、じっくり型の人は文字からの本、と自分のタイプで選びます

「音から入って、あとから文字」という順番をおすすめする理由は独学ロードマップの記事に詳しく書いています。

レベル別おすすめ5冊

ゼロから話せるタイ語(平野寿美子・三修社)

対象: 超入門(文字はまだ読めなくていい人)

タイトル通り、会話中心の超入門書です。文字の読み書きよりも「まず口に出して使えるフレーズ」を優先する構成で、カタカナ表記があるので初日から音読できます。旅行前の数週間で仕込みたい人、文法書で挫折した経験がある人の再スタートにも向いています。

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ニューエクスプレスプラス タイ語(水野潔・白水社)

対象: 入門(文法の骨組みを一通りさらいたい人)

語学書の定番「ニューエクスプレス」シリーズのタイ語版です。20課のスキットを通して、発音・文字・基礎文法をバランスよくカバーします。1冊でタイ語の全体像がつかめるので、「会話フレーズの丸暗記だけだと不安、仕組みも知りたい」というタイプに合います。音声はダウンロードにも対応しています。

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キクタン タイ語【入門編】(上原みどりこ・アルク)

対象: 単語力を音で増やしたい人

英語学習でおなじみキクタンのタイ語版です。リズムに乗せて単語を聞く「チャンツ」形式なので、机に向かわず通勤中に耳だけで回せるのが強みです。文法書と並行して使う2冊目としてちょうどよく、声調ごと音で覚えられるのがカタカナ暗記との大きな違いです。

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タイ語の基礎(三上直光・白水社)

対象: 文字と文法を本格的に固めたい人

発音・文字・文法を全55課でじっくり解説する、骨太の入門書です。練習問題が豊富で、独学でも「解いて確認する」サイクルが回せます。正直、最初の1冊にすると重いです。会話系の本で音に慣れたあと、タイ文字と文法を腰を据えてやり直す2冊目・3冊目として使うと真価を発揮します。

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デイリー日タイ英・タイ日英辞典(三省堂編修所編・三省堂)

対象: 手元に1冊、引ける辞書がほしい人

日タイ英・タイ日英の両引きができるハンディ辞典です。タイ語に声調記号つきのカナ発音がふってあるので、辞書なのに初心者でも読めます。学習が進むと「この単語、タイ語でなんて言うんだろう」が毎日発生するので、早めに持っておくと参考書の脇役として長く働いてくれます。

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本と併用すると捗る無料ツール

参考書の弱点は「覚えたかどうかのテストを自分でやりにくい」ことです。私は本で仕込んだ単語を、当サイトのクイズ形式レッスンで腕試しする使い方をしています。間違えた単語は自動で復習リストに入るので、弱点だけを繰り返せます。

また、音声つき単語帳はカードをめくるとタイ語の音声が流れるので、キクタンのような音声教材の補助として、スキマ時間の耳慣らしに使えます。どちらも無料・登録なしで使えるので、本と組み合わせてみてください。

挫折しないコツ

参考書は「1冊を最後までやる」より「最初の3分の1を3周する」ほうが残ります。タイ語の参考書は前半に使用頻度の高い表現が集中しているので、完走にこだわらないのがコツです。

そして、買った本をどの順番で・どのペースで進めるかは、参考書選びと同じくらい大事です。挨拶→数字→フレーズ→文字→声調という3ヶ月の学習順は独学ロードマップの記事にまとめているので、1冊目を買ったらあわせて読んでみてください。

まとめ

  • 参考書は「一番いい1冊」ではなく「役割の違う5冊から目的で選ぶ」。音声つきは必須条件
  • まず話したいなら『ゼロから話せるタイ語』、全体像なら『ニューエクスプレスプラス タイ語』、単語は『キクタン タイ語【入門編】』
  • 文字と文法の固め直しは『タイ語の基礎』、辞書は『デイリー日タイ英・タイ日英辞典』を手元に
  • 1冊を完走するより前半を3周。テストは無料のクイズ形式レッスンで代用できる