タイ語で「別の・その他の」は อื่น(ウーン)。買い物で「他のもある?」と聞きたいとき、書類の「その他」の欄、どちらにも出てくる語です。単独で使うより、名詞のうしろに付けて「他の〇〇」の形で使うのが基本です。この記事では、ウーンの使い方を例文つきで紹介します。
ウーン(อื่น)の意味と語順
อื่น は「他の・別の」。日本語と違い、修飾する名詞のうしろに置きます。
- คนอื่น(コン ウーン)=他の人
- ที่อื่น(ティー ウーン)=他の場所
- อย่างอื่น(ヤーン ウーン)=他のもの・別の種類
▸ 単語で分けると
▸ 単語で分けると
「他の人」を語順どおりに読むと「人 他の」。タイ語の修飾語は名詞のうしろ、という基本ルールどおりです。この語順は形容詞全般に当てはまるので、ここで慣れておくと後が楽になります。
| タイ語 | 読み方(カタカナ) | 発音記号 | 意味 |
|---|---|---|---|
| อื่น | ウーン | uen | 他の・別の |
| อื่น ๆ | ウーンウーン | uen uen | その他いろいろ |
| คนอื่น | コン ウーン | khon uen | 他の人 |
| อย่างอื่น | ヤーン ウーン | yang uen | 別の種類のもの |
「他のはありますか」と聞く
買い物で色違いやサイズ違いを探すとき、次の形が使えます。
- มีสีอื่นไหม(ミー シー ウーン マイ)=他の色はありますか
- มีอย่างอื่นไหม(ミー ヤーン ウーン マイ)=他のはありますか
▸ 単語で分けると
มี〜ไหม(ミー〜マイ)は「〜はありますか」の型です。この形は買い物のあらゆる場面で使い回せます。疑問文のつくり方はタイ語の疑問文の記事で解説しています。色の名前は色の単語帳にまとめてあります。
อื่น ๆ は「その他」
タイ語では同じ語を繰り返すと「いろいろ・複数」のニュアンスが出ます。อื่น ๆ(ウーンウーン)は「その他もろもろ」。書類の選択肢の最後や、メニューの分類でよく見かけます。
ๆ の記号は「前の語を繰り返す」という印です。スースー(สู้ๆ)やジャイイェンイェン(ใจเย็นๆ)と同じ仕組みで、タイ語のあちこちに出てきます。
発音のコツ
อื の母音は、日本語にない音です。「イ」の口の形のまま「ウ」と言うと近い音になります。カタカナでは「ウーン」と書きますが、唇を丸めない「ウ」だと思ってください。
母音は長めで、低く抑えた調子で言います。唇を丸めた日本語の「ウーン」だと別の語に聞こえることがあるので、口を横に引いたまま出すのがコツです。
よくある質問
「もう一つ」と言いたいときは? อีกอัน(イーク アン)です。อีก(イーク)が「もう・さらに」。อื่น は「別の種類」、อีก は「追加でもう一つ」という違いがあります。
「他に何かありますか」は? มีอะไรอีกไหม(ミー アライ イーク マイ)が自然です。この場合は อื่น より อีก を使います。
อื่น は単独で使える? 書類の選択肢としては อื่น/อื่น ๆ 単独で書かれます。会話では名詞とセットで使うのが普通です。
まとめ
- อื่น(ウーン)は「他の・別の」。名詞のうしろに置く
- 他の人は คนอื่น、他の場所は ที่อื่น、他のものは อย่างอื่น
- อื่น ๆ は「その他いろいろ」。ๆ は繰り返しの記号
- 母音は「イ」の口で「ウ」。唇を丸めない
日常でよく使う語は実用フレーズの単語帳で音声つきで練習できます。