タイ語で「言う・伝える」は บอก(ボーク)。そして บอกหน่อย(ボーク ノイ)で「ちょっと教えて」になります。道を尋ねるとき、おすすめを聞くとき、この形が言えると相手との距離が縮まります。この記事では、ボークの使い方と、似た意味の「ソーン」との違いを紹介します。
ボーク(บอก)の意味
บอก は「言う・告げる・伝える」。情報を相手に渡す動作を表します。
- บอกทาง(ボーク ターン)=道を教える
- บอกชื่อ(ボーク チュー)=名前を言う
- บอกว่า(ボーク ワー)=〜と言う
▸ 単語で分けると
▸ 単語で分けると
| タイ語 | 読み方(カタカナ) | 発音記号 | 意味 |
|---|---|---|---|
| บอก | ボーク | bok | 言う・伝える |
| บอกหน่อย | ボーク ノイ | bok noi | ちょっと教えて |
| บอกทางหน่อย | ボーク ターン ノイ | bok thang noi | 道を教えてください |
| ไม่ได้บอก | マイ ダイ ボーク | mai dai bok | 言っていない |
「ノイ」を付けると柔らかいお願いになる
หน่อย(ノイ)は「ちょっと」。動詞のうしろに付けると、命令が「〜してくれる?」くらいの柔らかいお願いに変わります。
- บอกหน่อย(ボーク ノイ)=ちょっと教えて
- ช่วยหน่อย(チュアイ ノイ)=ちょっと手伝って
- รอหน่อย(ロー ノイ)=ちょっと待って
▸ 単語で分けると
さらに ครับ/ค่ะ を付けて「ボーク ノイ カップ」とすれば、初対面の相手にも失礼になりません。助けを求めるときの表現は緊急・トラブル表現の記事にまとめています。
ボークとソーンの違い
「教える」と訳せる語がもうひとつあります。สอน(ソーン)です。
- บอก(ボーク): 情報を伝える。道、名前、値段、予定など
- สอน(ソーン): 技能や知識を教える。学校の授業、料理の作り方など
「タイ語を教えてください」なら สอนภาษาไทยหน่อย(ソーン パーサータイ ノイ)。「駅の場所を教えて」なら บอก が合います。この2つを混同しても大意は通じますが、使い分けられると自然です。
道を尋ねるときの組み立て
| タイ語 | 読み方(カタカナ) | 発音記号 | 意味 |
|---|---|---|---|
| บอกทางหน่อยครับ | ボーク ターン ノイ カップ | bok thang noi khrap | 道を教えてください |
| ไปยังไง | パイ ヤンガイ | pai yang ngai | どうやって行きますか |
| อยู่ที่ไหน | ユー ティーナイ | yuu thii nai | どこにありますか |
▸ 単語で分けると
道案内の受け答えはタイ語で道を尋ねる記事で詳しく解説しています。答えが聞き取れなかったら、遠慮なくマイ カオジャイ(わかりません)と伝えれば大丈夫です。
発音のコツ
บอก は「ボーク」。母音は口を丸めた長めの「オー」です。語末の k は息を出し切らず、喉のあたりで止めます。「ボーック」と強く弾かないのがコツです。
หน่อย は「ノイ」と軽く。低めの調子で添えるように言うと、お願いの柔らかさが出ます。
よくある質問
「彼が言っていた」はどう言う? เขาบอกว่า(カオ ボーク ワー)=彼が〜と言っていた、です。ว่า のあとに内容を続けます。
「教えてくれてありがとう」は? ขอบคุณที่บอก(コップン ティー ボーク)です。お礼の言い方はコップンカーとコップンカップの記事にまとめています。
「秘密にして」と言いたいときは? อย่าบอกใคร(ヤー ボーク クライ)=誰にも言わないで、です。อย่า(ヤー)が「〜するな」にあたります。
まとめ
- บอก(ボーク)は「言う・伝える」。情報を相手に渡す動詞
- หน่อย(ノイ)を付けると柔らかいお願いになる。บอกหน่อย=ちょっと教えて
- 技能を教えるのは สอน(ソーン)。道や名前を伝えるのは บอก
- 語末の k は出し切らず喉で止める
基本の動詞は基本動詞の単語帳で音声つきで練習できます。