タイことば

タイ語の類別詞(数え方)入門|語順と使い分けをやさしく解説

タイ語の類別詞(ものの数え方)は、数字を覚えた次にぶつかる壁でした。「コーヒー2つ」を言おうとして、数字の後ろに置く小さな言葉が抜けて通じなかったことが何度もあります。この記事では、語順の型と、旅行でよく使う類別詞だけにしぼって整理します。

類別詞とは?語順は「名詞+数字+類別詞」

タイ語でものを数えるときは、数字だけでは足りません。日本語の「1匹」「2杯」の「匹」「杯」にあたる言葉が必要で、これを類別詞(ลักษณนาม=ラックサナナーム)と呼びます。

大事なのは語順です。日本語と違い「名詞→数字→類別詞」の順に並べます。たとえばコーヒー2杯はこうなります。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
กาแฟสองแก้วガーフェー・ソーン・ケーオkaafae song kaeoコーヒー2杯

▸ 単語で分けると

動物の例も見ておきます。犬2匹なら、数字のあとに動物用の類別詞 ตัว(トゥア)を置きます。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
หมาสองตัวマー・ソーン・トゥアmaa song tua犬2匹

▸ 単語で分けると

数字そのものの読み方があやしい人は、先にタイ語の数字1〜10の読み方で ソーン・サーム あたりを固めておきましょう。土台があると、この型がすっと入ります。

よく使う類別詞5つ

類別詞は数百あると言われますが、旅行で最初に必要なのはごく一部です。自分がまず覚えたのはこの5つでした。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
คนコンkhon
ตัวトゥアtua動物・服
อันアンan小さい物
ใบバイbai紙・果物・カップなど
ขวดクアットkhuat

ตัว は動物のほかにシャツやズボンなど「胴体のある服」にも使います。ใบ は薄い・軽いもの全般で、紙・チケット・果物・グラスまで幅広くカバーします。水やビールを瓶で頼むなら ขวด(クアット)の出番です。

「何人ですか」と店で聞かれる กี่คน(ギー・コン)も、この คน を使った表現です。レストランでの受け答えはタイ料理店での注文の流れにまとめてあります。

「これ」を数えるときの อัน と ใบ

指を差して数えるときは、類別詞に นี้(ニー=この)を付けると「これ」になります。小物なら อันนี้、カップや紙ものなら ใบนี้ です。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
อันนี้アンニーan-niiこれ(小物)
ใบนี้バイニーbai-niiこれ(カップ・紙もの)

▸ 単語で分けると

▸ 単語で分けると

屋台やコンビニでは、この อันนี้ を指差しと組み合わせるだけで注文が成立します。指差し中心の頼み方はコンビニでのタイ語フレーズでも触れています。

分からなければ อัน で乗り切る

正直に言うと、旅行中に類別詞をすべて正しく使い分けるのは難しいです。そんなときの逃げ道が อัน(アン)です。本来は小物用ですが、類別詞に迷ったらとりあえず อัน を置けば、多くの場面で意味は通じます。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
ขออันนี้สองอันコー・アンニー・ソーン・アンkhoo an-nii song anこれを2つください

▸ 単語で分けると

完璧な類別詞より、まず数が伝わることのほうが大事だと思っています。慣れてきたら ตัว や ใบ に置き換えていけば十分です。

数字と類別詞は手を動かすと覚えやすいです。数字の単語帳で音を確認しつつ、学習レッスンのクイズで並べ方に慣れておくと定着が早まります。

まとめ

  • 語順は「名詞+数字+類別詞」。数字の後ろに数え方の言葉を置く
  • まず覚えるのは คน(人)・ตัว(動物・服)・อัน(小物)・ใบ(紙や果物)・ขวด(瓶)の5つ
  • 「これ」を数えるなら อันนี้/ใบนี้ に数字と類別詞を足す
  • 迷ったら อัน で代用してOK。数さえ伝われば注文は成立する

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