タイの入国審査でタイ語は必要なのか、何を聞かれるのか。初めてのタイ旅行だと、そこが一番そわそわする場所ですよね。先に言ってしまうと、スワンナプーム空港の入国審査は英語(というより単語と身ぶり)でほぼ乗り切れます。ただ、聞かれる内容を先に知っておくだけで心の余裕が全然違います。
この記事では、審査で実際に聞かれることと答え方、そしてゲートを抜けたあとのSIM・両替・タクシーまでの動き方をまとめました。自分が初回にキョドった経験も交えつつ、実用重視でいきます。
入国審査でタイ語は必要?基本は英語+単語でいける
正直なところ、バンコクの入国審査でタイ語を話す場面はほとんどありません。審査官は英語に慣れているし、そもそも質問が来ないこともよくあります。パスポートと入国カードを出し、指紋と写真を撮って終わり、というケースが多いです。なお入国カードはTDACのオンライン登録に置き換わりつつあるので、渡航前に最新情報を確認してください。
とはいえ聞かれることは決まっています。「観光?」「何日いるの?」「どこ泊まるの?」の3つがほぼ定番。ここだけ準備しておけば、英語で答えても、下のタイ語で答えても通じます。タイ語で一言返すと、少しだけ空気がやわらぐこともあります。
審査で聞かれること①「観光で来ました」
まず目的を聞かれます。観光ならこう返します。
| タイ語 | 読み方(カタカナ) | 発音記号 | 意味 |
|---|---|---|---|
| มาเที่ยว | マー・ティアオ | maa thiao | 観光で来ました |
| มาเที่ยวครับ | マー・ティアオ・カップ | maa thiao khrap | 観光で来ました(男性) |
▸ 単語で分けると
丁寧にしたいときは、男性は語尾にครับ(カップ)、女性はค่ะ(カー)を付けます。英語なら "Sightseeing." や "Tourist." だけでも十分伝わります。
審査で聞かれること②「何日滞在しますか」
滞在日数は必ずと言っていいほど聞かれます。質問と答えのセットで覚えておくと安心です。
| タイ語 | 読み方(カタカナ) | 発音記号 | 意味 |
|---|---|---|---|
| อยู่กี่วัน | ユー・ギー・ワン | yuu kii wan | 何日滞在しますか |
| อยู่เจ็ดวัน | ユー・ジェット・ワン | yuu jet wan | 7日います |
▸ 単語で分けると
数字の部分を入れ替えれば日数を変えられます。数字そのものの読み方は、タイ語の数字1〜10の覚え方でまとめています。指で日数を示しながら言えば、数字がうろ覚えでもだいたい通じます。
審査で聞かれること③「どこに泊まりますか」
宿泊先も定番の質問です。ホテル名を英語で言えばOKですが、聞かれ方だけ知っておくと落ち着けます。
| タイ語 | 読み方(カタカナ) | 発音記号 | 意味 |
|---|---|---|---|
| พักที่ไหน | パック・ティー・ナイ | phak thii nai | どこに泊まりますか |
| พักที่โรงแรม | パック・ティー・ローンレーム | phak thii roong-raem | ホテルに泊まります |
▸ 単語で分けると
このあとにホテル名を続けます。予約確認メールをスマホで見せられるようにしておくと、名前が伝わらないときの保険になります。自分は初回、ホテル名を3回言い直したので、画面を見せる作戦を強くおすすめします。宿に着いてからの受け答えはホテルのチェックインで使うタイ語にまとめました。
一人か、家族か。帰りの便を聞かれたら
同行者や帰りの航空券について確認されることもあります。よく使うのはこのあたりです。
| タイ語 | 読み方(カタカナ) | 発音記号 | 意味 |
|---|---|---|---|
| มาคนเดียว | マー・コンディアオ | maa khon diao | 一人で来ました |
| มากับครอบครัว | マー・ガップ・クロープクルア | maa kap khrop-khrua | 家族と来ました |
| มีตั๋วขากลับ | ミー・トゥア・カークラップ | mii tua khaa klap | 帰りのチケットがあります |
▸ 単語で分けると
帰りの航空券は、審査官に見せてと言われたら困らないよう、予約画面をすぐ出せる状態にしておくと安心です。ここでも英単語の "return ticket" が通じます。
ゲートを抜けたあと。SIM・両替・タクシーの動線
審査を抜けたら、荷物を受け取って到着ロビーへ。ここからの動きも先に決めておくとスムーズです。だいたいこの順番で片づきます。
- SIM/通信: 現地SIMカウンターは到着ロビーに並んでいますが、値段と手間を考えると事前のeSIMが快適です。タイのeSIMの選び方と比較で、到着した瞬間ネットが使える段取りをまとめています。
- 両替: 空港内のレートは街なかより悪めなことが多いです。当面のタクシー代ぶんだけ替えて、まとまった額は市内で替えるのが定番です。
- タクシー: 正規のタクシー乗り場は1階です。配車アプリのGrabも使えます。乗り方や運転手とのやりとりはタイのタクシーとGrabの使い方にまとめました。
- 鉄道: エアポート・レール・リンクなら渋滞を避けて市内へ出られます。荷物が少ない人にはこちらも便利です。
空港でのやりとりは、結局のところ単語+身ぶりでほとんど成立します。英語での乗り切り方はタイで英語はどこまで通じるかでも触れています。旅行で使う一言をまとめて練習したいときは、旅行フレーズの単語帳やクイズ形式のレッスンもどうぞ。
まとめ
- タイの入国審査は英語+単語でほぼ乗り切れる。聞かれるのは「目的・日数・宿泊先」が中心
- 観光は มาเที่ยว(マー・ティアオ)、滞在日数は อยู่กี่วัน(ユー・ギー・ワン)で聞かれると覚えておく
- ホテル名や帰りの航空券は、予約画面をスマホで見せられるようにしておくと安心
- ゲートを抜けたら、SIM(eSIMが快適)→両替は最小限→タクシーかエアポート・レール・リンク、の順で動くとスムーズ