タイことば

ルーイの意味|タイ語「だから」で理由と結果をつなぐ

タイ語で「暑いから行かない」のように理由を先に言いたいとき、使うのが เลย(ルーイ)です。「だから・それで」にあたる語で、会話の流れをそのまま言葉にできます。この記事では、ルーイの使い方と、もうひとつの意味である「全然〜ない」との違いを紹介します。

ルーイ(เลย)の意味

เลย は「だから・それで」。理由を先に言って、そのあとに結果をつなぐときに使います。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
เลยルーイloeiだから・それで
ร้อนเลยไม่ไปローン ルーイ マイ パイron loei mai pai暑いので行きません
ก็เลยゴ ルーイko loeiだから(正式な形)
เหนื่อยเลยนอนヌアイ ルーイ ノーンnueai loei non疲れたので寝ます

▸ 単語で分けると

▸ 単語で分けると

正式には ก็เลย(ゴ ルーイ)という形ですが、会話では เลย だけに縮めて言うことがほとんどです。どちらも同じ意味なので、聞き取れるようにしておけば十分です。

プロとルーイは語順が逆

理由を表す語にはเพราะ(プロ)もあります。違いは語順です。

  • เพราะ: 結果 → 理由 ไม่ไปเพราะร้อน(行きません、暑いから)
  • เลย: 理由 → 結果 ร้อนเลยไม่ไป(暑いので、行きません)

日本語は「暑いから行かない」と理由が先に来るので、感覚的には เลย のほうが近い並びです。言いたい順に口から出せるほうを使えば大丈夫です。

暑さを表す ร้อน はローンの記事、疲れの เหนื่อย はヌアイの記事で解説しています。

もうひとつの顔「全然〜ない」

เลย には否定を強める用法もあります。こちらのほうが先に出会う人も多いかもしれません。

  • ไม่เผ็ดเลย(マイ・ペット・ルーイ)=全く辛くない
  • ไม่รู้เลย(マイ・ルー・ルーイ)=全然知らない

▸ 単語で分けると

見分け方は簡単で、ไม่ とセットで文の最後に来ていれば「全然〜ない」、文の途中で前後をつないでいれば「だから」です。辛さの伝え方はタイ料理の辛さを調整する記事にまとめています。

発音のコツ

เลย は「ルーイ」。母音は長めに伸ばします。「ル・ー・イ」と切らず、ひと続きで滑らかに言うのがコツです。

頭の ล は日本語のラ行でそのまま通じます。声調は平らなので、上げ下げせずまっすぐ言います。

よくある質問

ก็เลย と เลย、どちらを使えばいいですか? どちらでも通じます。会話では เลย だけのほうがよく聞きます。

「だから」を文の頭に置けますか? เลย 単独では置けません。文頭に「だから」を置きたいなら เพราะฉะนั้น(プロ チャナン)を使います。

「それで?」と聞き返すには? แล้วไง(レーオ ンガイ)が近い言い方です。ただ相手を急かす響きになることもあるので、使いどころには注意してください。

まとめ

  • เลย(ルーイ)は「だから・それで」。理由が先、結果が後ろ
  • 正式な形は ก็เลย。会話では เลย だけに縮まる
  • เพราะ は結果が先、เลย は理由が先で語順が逆
  • ไม่ とセットで文末に来ると「全然〜ない」の強調になる

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