タイのレストランで食べ終わって、いざお会計。そんなときのひと言が เช็คบิล(チェックビン)です。英語の check bill が入ってきた言葉なので、日本人には覚えやすい部類に入ります。この記事では、チェックビンの言い方と、タイらしいもうひとつの言い方「ゲップグン」との違いを紹介します。
チェックビン(เช็คบิล)の意味
เช็คบิล は「会計をお願いします」。席に座ったまま店員さんを呼んで言うのが、タイの一般的な流れです。
タイの飲食店は、日本のようにレジまで伝票を持っていく形式ばかりではありません。店員さんが伝票を持ってテーブルまで来て、その場で精算するお店が多いです。だからこそ「こちらから声をかける」ひと言が要ります。
| タイ語 | 読み方(カタカナ) | 発音記号 | 意味 |
|---|---|---|---|
| เช็คบิล | チェックビン | chek bin | お会計(英語由来) |
| เช็คบิลครับ | チェックビン カップ | chek bin khrap | お会計お願いします(男性) |
| เก็บเงินค่ะ | ゲップグン カー | kep ngoen kha | お会計お願いします(女性) |
| คิดเงินด้วย | キットグン ドゥアイ | khit ngoen duai | 計算してください |
▸ 単語で分けると
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チェックビンとゲップグンの使い分け
どちらも通じますが、雰囲気が少し違います。
- เช็คบิล(チェックビン): 英語由来。観光客が多いレストラン、カフェ、少しきれいめのお店で自然
- เก็บเงิน(ゲップグン): タイ語本来の言い方。屋台、食堂、ローカルなお店でよく聞く
迷ったらチェックビンで問題ありません。ただ、ローカル食堂で「ゲップグン カップ」と言えると、店員さんの反応が少し変わります。屋台での注文フレーズはタイの屋台で使える注文フレーズの記事にまとめています。
発音のコツ
つまずきやすいのは บิล の部分です。つづりの最後は L ですが、タイ語では語末の L は N の音になります。つまり「ビル」ではなく「ビン」。この語末の変化はタイ語の末子音の記事で詳しく解説しているルールで、タイ語のあちこちに出てきます。
เช็ก は「チェック」を短く切ります。全体では「チェッ(ク)ビン」くらいのつもりで、軽く言うと近い音になります。
会計まわりで一緒に使うフレーズ
| タイ語 | 読み方(カタカナ) | 発音記号 | 意味 |
|---|---|---|---|
| ทั้งหมดเท่าไหร่ | タンモット タオライ | thang mot thao rai | 全部でいくらですか |
| รับบัตรไหม | ラップ バット マイ | rap bat mai | カードは使えますか |
| แยกจ่าย | イェーク ジャーイ | yaek jaai | 別々に払う |
| ใบเสร็จ | バイセット | bai set | レシート |
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値段の聞き方そのものはタオライ(いくらですか)の記事にまとめてあります。金額が聞き取れないときは、電卓やスマホの画面を見せてもらえば確実です。
よくある質問
指で四角を描くジェスチャーでも通じる? 通じます。空中に四角を描く仕草は「伝票をください」の合図として広く使われています。ただ、ひと言添えたほうが早く気づいてもらえます。
呼びかけるときは何と言えばいい? พี่(ピー)が便利です。年上の人への呼びかけで、店員さんに「ピー カップ/カー」と声をかけてから用件を言うのが自然な流れです。呼称については家族の呼び方の記事で解説しています。
チップは必要? 屋台や食堂では基本的に不要です。きちんとしたレストランでは、おつりの小銭を残す程度の習慣があります。強制ではありません。
まとめ
- เช็คบิล(チェックビン)は英語の check bill 由来の「お会計」
- ローカルなお店では เก็บเงิน(ゲップグン)のほうがよく聞く
- 語末の L は N の音になるので「ビル」ではなく「ビン」
- 席で精算するお店が多いので、こちらから声をかけるのが基本
レストランで使うフレーズ全体はタイ語のレストラン会話の記事にまとめています。