タイことば

トロンパイの意味|タイ語「まっすぐ行って」の伝え方

タイ語で「まっすぐ行く」は ตรงไป(トロンパイ)。タクシーでも道を尋ねたときの返事でも、いちばん耳にする道案内の言葉です。この記事では、トロンパイの意味と、車内で実際に使う形を例文つきで紹介します。

トロンパイ(ตรงไป)の意味

ตรงไป は ตรง(トロン=まっすぐな)と ไป(パイ=行く)が並んだ言葉です。直訳すると「まっすぐ行く」で、そのまま「この道をまっすぐ進んで」という指示になります。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
ตรงไปトロンパイtrong paiまっすぐ行く
ตรงไปครับトロンパイ カップtrong pai khrapまっすぐ行ってください
ตรงไปก่อนครับトロンパイ ゴーン カップtrong pai kon khrapまずまっすぐ行ってください

▸ 単語で分けると

ไป(行く)そのものについてはパイの記事で詳しく書いています。

「まず」を足すと道順が伝えやすい

道案内は一度に全部言おうとすると崩れます。私がよく使うのは ก่อน(ゴーン=まず、先に)を足す形です。

ตรงไปก่อนครับ(トロンパイ ゴーン カップ)と言えば「まずまっすぐ行ってください」になり、その先の曲がり角は近づいてから伝えられます。運転手さんも次の指示があると分かるので、勝手に曲がられることが減ります。

曲がってほしいときは เลี้ยว(リアオ)です。リアオの記事にまとめました。

タイ語読み方(カタカナ)発音記号意味
ตรงไปเรื่อยๆトロンパイ ルアイルアイtrong pai rueai-rueaiそのままずっとまっすぐ
เลยไปอีกหน่อยครับルーイ パイ イーク ノイ カップloei pai iik noi khrapもう少し先へお願いします

▸ 単語で分けると

▸ 単語で分けると

ここでの เลย は「その先へ」の意味で、ルーイの記事で扱った「だから」とは別の使い方です。

道を尋ねたときの返事としても出てくる

自分が言うだけでなく、聞き取る場面でも出てきます。道を尋ねると、ตรงไป(まっすぐ)・เลี้ยวขวา(右へ)・เลี้ยวซ้าย(左へ)の3つのどれかが返ってくることがほとんどです。

このとき相手の手を見ると分かりやすくなります。タイの人は方向を言いながら自然に手で指すので、ตรงไป と聞こえて手が前に伸びれば、聞き取りに自信がなくても意味を取り違えません。道の尋ね方はタイ語で道を尋ねる記事にまとめています。

発音のコツ

ตรง は「トロン」。ต は息を強く出さない無気音で、日本語の「ト」より軽く置く感じです。ร は軽く弾く r ですが、会話では l に近く発音されたり、ほとんど落ちて「トン」に聞こえたりもします。厳密に巻き舌にしなくても通じるので、そこは気負わなくて大丈夫です。

ไป の部分は平声で、上げ下げせず短く「パイ」。2語をつなげて「トロンパイ」とひと息で言い切ると、道案内らしいリズムになります。

よくある質問

ตรง だけでも通じますか? 指を前に差しながらなら通じますが、ตรง 単体は「まっすぐな・ちょうどその位置に」という意味が中心で、それだけで「進んでください」という指示にはなりにくい語です。ตรงไป まで言うほうが確実です。

「まっすぐ」と「そのまま」は言い分けますか? ตรงไปเรื่อยๆ(トロンパイ ルアイルアイ)にすると「そのままずっとまっすぐ」というニュアンスが出ます。長い直線で何度も指示したくないときに便利です。

Uターンしてほしいときは? กลับรถ(グラップ ロット)という別の言い方になります。リアオの記事でも触れています。

まとめ

  • ตรงไป(トロンパイ)は ตรง(まっすぐ)+ ไป(行く)で「まっすぐ行く」
  • ก่อน を足した ตรงไปก่อน は「まずまっすぐ」で、道順を分けて伝えられる
  • 道を尋ねた返事としても頻出。相手の手の動きと一緒に受け取る
  • ต は無気音、ร は軽く。巻き舌にこだわらなくて通じる

道案内で使う言葉は旅行の単語帳で音声つきで練習できます。

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